AWAを使ってみた。
サービス開始から3日経ち、すっかりAWAまみれである。

2015年5月27日よりストリーミング定額制音楽配信 AWA がスタートした。さっそ くiPhone版アプリをダウンロードして試してみた。3ヶ月間のトライアル期間が設けられており期間内は無料でプレミアムサービスが受けられる。
まず使ってみた第一印象としては『かなりの好感触』と言っておきたい。

概要をザックリ言うとsearchで楽曲、アーティスト、アルバム、プレイリストを検索でき、それらをFavorites(お気に入り)登録したものはリスト化される。プレイリストによって聴きたい音楽を自由に選曲できる。他ユーザーによるプレイリストの共有も可能だ。ただし共有リストは8曲までとなっている。(共有しないリストはそれ以上の曲数も可能)

細かな不満点を敢えて挙げるとするならば、アーティスト名の表記揺れだろうか。

カタカナと英字で検索するとそれぞれ同一アーティストでも二通り存在する。これは今後の改善に期待したい。
あとはプレイリストやお気に入りを50音順にソートできれば便利だと思う。(現状はどうしても登録順になってしまうので)

ユーザーが最も気になるポイントはやはり楽曲数だろう。(一部のプロダクション及びレコード会社との調整がつかないのか?)某大御所バンドやら某国民的アイドルなどの楽曲は未配信でまだまだ不十分だが、今後増やしていくとの公式コメントがあるので期待したい。

ストリーミング配信の利点は従来のiPodのようにハードディスクにデータを溜めることなく聴けることに尽きる。
(こうした進化を背景にiPod classicは販売終了してしまったのだろうか?)
逆に欠点はネットが繋がらなければ当然データを再生できないことだ。
アプリ設定にあるように、AWAでは音質を3段階調節することでバッファ調整できるようだ。

Wi-Fi環境がなく4G/LTE回線による帯域制限(俗に言う「3日で1GB規制」)が不安な人はLow(64kbps)をオススメする。このクオリティなら音質は落ちるもののデータの転送量はごく少なくてすむ。個人的に検証した結果、Low(64kbps)で8曲(37分)を再生してみたら26.6MBとなった。

なおNormal(128kbps)ではこの倍。もっともWi-Fiのある環境で320kbpsのデータを鳴らせるのがベストなのだが…外出中カジュアルに聴く分は音質よりもスムーズに聴ける環境が欲しいものだ。(と、個人的解釈…)
ちなみに外出中に意識せずにAWAをLowで再生した結果、このようなデータになった。
参考になれば幸いである。

今はとにかくAWAまみれになりたい。